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2024.04.05

転職活動の第一歩、「自己分析」とは?それってなぜ、必要なのだろう??

今回のお題を担当させていただく、元人事のALL IS NEWシニアコンサルタントの立花です。
新卒の就職活動では、自己分析という言葉はよく聞きますが、転職活動ではスキルや条件面だけのマッチングで話が進んでいるケースがあります。転職後のミスマッチを防ぐためにも、転職活動時もしっかりと自己分析、内省をする時間を取ることをおすすめします。

そもそも転職において、なぜ自己分析が大事なのか?

その答えは、人生の中で多くの時間を捧げる仕事を有意義な時間にするためではないでしょうか。仕事なんてどうせしんどいだけのものと決めつけずに、SNSや大人たちのこうあるべき論に惑わされずに、まずは自分自身と向き合うことが転職活動の第一歩です。昔と比べて選択肢も多く、さらには様々な情報が手に入りやすくなっているので、絞り込んでいくためにはスキルや条件面だけではなく、自分自身の価値観や選択軸と向きあう必要があります。よく私たちはお伝えするのですが、企業への入社はゴールではありません、そこからがスタートになります。前に進む中で壁にぶちあたることもあると思いますが、そんな時になぜこの選択をしたのかというところに自分なりの答えがもてると、壁を乗り越える原動力となると思います。また、年齢やライフイベント、印象的な出来事(人との出会いや震災など)によって価値観が変わることもありますので、自分の変化も早めに感じ取ってあげられると良いですね。

自己分析の仕方について

①まずは自分の強み弱み、得意や不得意なことを見つけていきましょう!
ここでいきなり〇〇力という単語を探すのではなく、印象的な過去のエピソードを思い出すことで自分自身の持つ力を言語化していきましょう。第二新卒の方や未経験業種・職種に転職を考えている方は、社会人での経験に捉われずに、学生時代まで振り返ってみても問題ないです。
・目標を達成できた時、表彰をされた時
・困難な状況を乗り越えた時
・周りは大変となっているけど自分は苦ではないこと etc
これらがなぜ出来たのか?ということを深掘りしてみましょう。工夫したこと、気をつけていたこと、箇条書きでもあげていくと、違うエピソードの中にも共通点が出てきます。それがあなたの強みであり得意な部分です。弱みや不得意なことについてはこの逆ですね。なぜ、強み弱みをどちらも把握するのかというと、強みを活かせる環境を選ぶことももちろん大事ですが、弱みを理解することでその対策をどう取るのかということを考えることも大事です。自分で対策できる弱みもあれば、補完してくれる環境を選ぶことで解決できることもあります。

②価値観、判断軸も①と同じように振り返っていきましょう!
何に価値を置くのか、これは本当に十人十色です。企業側も同じく色々な考え方があります。無理やり合わせてしまうと、後でその溝は大きくなり自分を苦しめることになります。結婚と例えられることも多い就職ですが、全部マッチする相手はいなくても、特に優先順位の高い価値観は大事にしましょう。過去を振り返って、どんな時にやりがいを感じましたか?合わないと感じることはありましたか?また、大きな選択をした時、何を基準に考えてきたでしょう。日々の小さな選択にも共通点があるかもしれません。

③他者から見た自分も確認してみましょう!
意外と自分の強みは自分で見えていないこともあります。当たり前に出来ているからこそ、難易度が高く感じていない可能性もあります。なので評価面談で伝えられたことなども思い返してみてください。改めて同僚や先輩、上司に聞いてみるのもいいかもしれません。私たちのような転職エージェントを活用するメリットはこの部分も大きいと思います。

自己分析はその後の転職活動、入社後の活躍へ繋がる!

具体的なメリットとして、自己分析をすると職務経歴書の作成にも役立ちますし、面接で話す内容の言語化にも繋がります。以前、「採用人事は、面接でどこを見ているのか?求職者はどこに気をつけたらいいのか?」という記事を書きましたが、今回の自己分析とセットでぜひ面接に臨んでいただければと思います。企業側も入社後に、みなさんに活躍してほしいと願っています。書類+数回の面接という接点にはなりますが、そこで凝縮して自分のことを伝えることを意識して、深いマッチングとなるように頑張りましょう。

最後に・・・

自己分析というと堅苦しいですが、内省をする=俯瞰して自分を見る時間は、定期的に設けられると良いですね。といいつつ、優先順位が低くなりがちなので、この時間を取れている人は少ないかもしれません。転職活動はそういった意味では強制的にこの時間を取ることができる貴重な時間とも言えます。自己分析がうまくいかない、煮詰まってしまった・・・という時は、お気軽にご相談ください。経験豊富なALL IS NEWのコンサルタントがお待ちしております!

文 立花 倫子

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