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2024.06.17

これで面接も怖くない!面接の事前準備について解説します

弊社では転職支援サービスの一環として無料での模擬面接もご用意しています。そして私が模擬面接を担当することも結構多いんです。模擬面接では長年の人事・転職エージェント経験から見えてきた絶対に外してはいけないポイントを重点的にチェックし、自信をもって面接に挑めるようしっかりとすり合わせをしていきます。今日は弊社が実施している面接対策の中で、自己分析の整理と企業研究についてお伝えしたいと思います!

自己分析の需要性

まずは自分で自分のことをしっかり説明できる準備を。当たり前と思われるかもしれませんが、実は多くの方がここの準備不足が目立ちます。特に見落とされがちなのが「これまでの意思決定に至った背景」の説明です。企業側は応募者のスキルだけで合否を判断するわけではありません。仕事に対する向き合い方やスタンス、人柄など、その人がどんな考えを持っていてどう周りと接してきているのか。そうしたことも含めて知りたいと考えています。それを知る一つとしてこれまでどのような考えで意思決定をしてきたのかという点を重視している企業は多いです。具体的には進学先を選んだ理由、新卒時の転職活動の軸、入社を決めるに至った考え、転職を決断した理由、といった重大な意思決定の裏側にはどんな考えがあったのかを問われます。誤解しないでほしいのですが、これは決して大層な理由が求められているわけではありません。極端な話「あまり深く考えずに決めてしまった」という理由でも問題ないです。(とは言えこれが許されるのは進学先の決定や新卒時の決定など若気の至りで理解されそうな範囲までですが)大事なのはその意思決定に対して、その後どうだったのかの振り返りまでセットで整理しておくことです。
例えばエンジニアを目指して理系の大学へ進学した方が、新卒では営業職を希望して就職した場合、どんな心境の変化があったのかもセット説明できなければ、突発的にコロコロと意思が変わってしまう人という印象を与えてしまいます。学びの分野にしても仕事にしても、やってみないとわからないこと、というのは少なからず存在すると思います。なので実際にやってみた結果として違う道を志すということ自体には何も問題はありません。ところがそうした背景を説明せずに言葉足らずなまま説明してしまうと相手は勝手にマイナスな想像をしてしまうこともある、ということを覚えておいてください。尚、ここまでは面接が決まるよりも前の段階から準備しておいた方が良いポイントです。

次にこれまでのスキルや経験についての整理です。面接官の頭の中にその情景が浮かぶような説明の仕方を意識できるととても良い準備ができます。例えば営業職であれば、クライアントはどういった業界が多いのか、営業先は社長なのか人事部なのかIT部なのか、何社ぐらい担当しているのか、どんなチーム体制なのか、具体的な実績はどうだったのか、といった情報は最低限まとめておく必要があります。そしてそれらの経験で得られたスキルや強みが、応募先ではどのように活かせそうかといった点もしっかりと想像してみましょう。どんなに素晴らしいスキルがあっても、応募先の会社で活かせるスキルでなければ興味をもってもらえません。自分自身の経験を振り返り、応募先の企業に対して強みとして活かせそうなスキルと、その裏付けとなるエピソードをまとめておきましょう。

企業研究は何をすれば良いの?

自分自身の整理と同じぐらい重要なのが応募先の企業研究です。「企業研究」というとかなり難しいイメージを持たれるかもしれませんが、やることは至ってシンプルです。

企業の基本情報: ホームページやニュース記事を通じて企業の概要、ミッション、ビジョン、事業内容、製品・サービスを把握しましょう。経営者のメッセージや企業理念には企業が大事にしている価値観やこれから目指していきたい世界などが反映されています。その会社の「性格」を知るイメージで読み込んでいきましょう。事業内容や製品・サービスについては、誰かにわかりやすく説明できるレベルで理解しましょう。具体的にどんな商品なのか、それをどんなお客さんに売っているのか(業界、規模、法人・個人など)、収益モデルはどうなっているのか(成功報酬、前金、月定額など)。ここが説明できなければ自分のスキルや経験をどう活かせるかもイメージを持てません。しっかりと理解に努めましょう。

最新のニュースやプレスリリース: 企業の最新動向やプロジェクト、業界内での位置づけを理解するためにニュースやプレスリリースをチェックしましょう。「会社名 ニュース」「会社名 プレスリリース」と検索すれば多数の情報がヒットするはずです。ホームページ内だけではなく、調べればリーチできる情報にも必ず触れておきましょう。

競合分析: 応募企業の競合他社についても調べ、業界全体の状況を把握しておくと深い理解が得られます。ただし、業界全体の状況や競合他社については前提知識やネット検索のテクニックも必要とされます。なかなかうまく進まないという方にぜひチェックしてほしいのが業界地図。包括的に業界の流れも掴めるので非常にオススメです。

これらの企業研究が完了したら、もう一度自分の経験と照らし合わせてみましょう。ここまでできていれば、自分の経験がどう活かせそうかのイメージもかなり明確になっているはずです。そして何より自分の言葉で力強く伝えられるようになります。

今回は面接対策の事前準備編をお届けしました。いかがでしたか?自分でもできそうなイメージは持てましたか?確かに時間も手間も掛かります。ですが、転職は自分の人生に大きく影響する大事な決断です。しっかりと納得の行く準備をして後悔のないように挑みましょう!
そしてもし一人で準備は不安…という方はぜひお気軽に弊社までご相談ください!担当コンサルタントが面接準備や模擬面接までばっちりサポートします。一緒に転職活動を成功させましょう。

文:吉田直哉

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