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2024.05.10

「自分の強みはどう見つければいい?」と悩んだことはありませんか?

今回のお題を担当させていただく、元人事のALL IS NEWシニアコンサルタントの立花です。前回のコラム『転職活動の第一歩、「自己分析」とは?それってなぜ、必要なのだろう??』でも、書かせていただきましたが、自己分析の中でも「強み」については、必ず向き合う部分となります。今日は、この「強み」にフォーカスしてお伝えできればと思います。

過去の振り返りを始める前に、強みと長所の違いについて

どちらもプラスの意味合いで混同しがちですが、ここは分けて考えましょう。
転職活動において、強みは何か?と聞かれたら、それは仕事において活かせる力(スキル)になります。長所は、公私関係なく、あなた自身の人柄において優れているところになります。もちろん、長所がそのまま=強みとなってる場合もありますが、それぞれの指す意味を理解して、振り返りを始めましょう。

強みの種類と言語化の順番について

強みには、3つの仕事において活かせる力(スキル)があるとされています。
①専門的な力(テクニカルスキル)
②汎用的な力(ポータブルスキル)
③対人関係能力(ヒューマンスキル)
前回のコラムでも記載しましたが、いきなり〇〇力が強みだとまとめるのではなく、どのような環境でどういった成果を出してきたかをまずは振り返っていきましょう。成果は全国1位の成績だったというような大きな成果ではなくても大丈夫です。個人やチームで目標としていることを、どんな役割を担って成功に導いてきたかを思い出しましょう。そこから、相手に状況を伝えやすくするために上記の強み3種類を意識して、言語化していきましょう。
①は、営業であれば業界やターゲットはどこで何を提案しているのか、エンジニアであればどんな言語を使って、どんなアプリを作っているのか、資格は何を持っているのかをアピールする必要があります。
②は、業界や職種関係なく使える力になりますので、情報収集力やマネジメント力、論理的思考力などがあげられます。仕事で成果を出すために意識したこと、工夫したことが、あなたの強みになります。
③は、長所に近くなる部分ではありますが、仕事において対人関係を良好にするために活用している力は何でしょう。友達との対人関係を良好にする力とは切り離して考えてみるといいですね。
社会人経験が短い第二新卒の方は、学業や部活、アルバイトなどまで遡って、あなたの持つ②、③の力を見つけ出してみましょう。

面接は、強みを活かせる会社(仕事)であるかの確認の場

中途採用は即戦力を期待されていますので、①を必須条件として、②、③を面接で深掘りされる形が多いですが、求人によってこの割合は違ったりもします。中には、①が足りなくても②、③がマッチして内定となるケースもあります。自分の強みを活かせる会社(仕事)なのかを事前に求人票やホームページから想像して、①、②、③のどの強みをアピールするか作戦をたてて、面接に臨むようにしましょう。当たり前ではありますが、本当の自分ではない強みを作り出してはいけません。自分の実体験から導き出したオリジナルの強みであることが大事です。そうすることで、入社後のミスマッチも少なくなりお互いにとっていい出会いになります。

最後に・・・

学生の頃から顕在化していた強みもあれば、周りから言われて初めて気がついた強みもあれば、色々な経験を通じて後から身についた強みもあります。自分の強みを見つけるためには、定期的に振り返ってみて、自分のことを様々な角度から見てみましょう。自分の強みをうまく言語化できないとお悩みの方、一人で考え込みすぎず、ぜひ、お気軽にご相談ください。経験豊富なALL IS NEWのコンサルタントがお待ちしております!

文 立花 倫子

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