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2024.03.28

圧迫面接をする会社は多い?実情と捉え方をお伝えします

就職活動を経験したことがある方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?噂に聞く「圧迫面接」。もう字面だけで圧迫感がすごいですよね。笑 中には実際に体験したよっていう方もいらっしゃるかもしれません。転職支援をしている方からも圧迫面接の実情についてよく質問されるので、今日はそこについてまとめてみたいと思います。

今も圧迫面接は実在する

私は転職支援の仕事に従事して間も無く17年になります。少なくともこの17年の間で採用企業側の態度も良い意味で大きく変わってきたと感じていますが、それでも尚、未だに圧迫面接をされたという報告を受けることがあります。
ただ、詳しく話を聞くと圧迫面接というよりはこれまでの経験や考え方を深掘りされただけというケースも一定あるなという印象です。つまり、面接を受ける側が緊張もあって過敏になりすぎてしまっているというケースです。もちろんその聞き方が少し意地悪に感じるケースなどもあるかもしれませんが、ここに関しては質問の意図を理解し、落ち着いて淡々と回答することを心掛けましょう。気持ちが落ち着けば圧迫に感じていた質問も、通常のコミュニケーションと捉えられるはずです。
一方で、面接開始の段階から終始不機嫌そうな態度を前面に出してきたり、話を途中で遮って質問を重ねてきたり、明らかに相手に対して失礼な対応且つ厳しい口調で突っ込みを入れてくるような面接だったという場合、これは所謂圧迫面接です。そして残念ながらこの1年の間でも数件、そんな面接を受けたという話を耳にしています。そしてそれらの話が同じ企業だったりも…。このこのような面接をされた場合どのように対応すれば良いのか不安ですよね。とてもよくわかります。

面接官の態度🟰企業の姿勢

結論からお伝えします。もしあなたが圧迫面接を受けたなら、そんな会社はこちらから断ってしまいましょう。少し強い言葉を使いましたが、極論そのぐらいの気持ちを持って挑むことが大事です。
そもそも圧迫面接なるものがなぜ発生するのかというと「採用する側」と「採用してもらう側」という上下関係の考えがベースにあるからです。お互いが対等な関係であるという認識ならば、圧迫面接なんて起こり得るはずがありません。中には「相手のストレス耐性を見るために敢えて圧迫面接をやっている」なんて話を聞くこともありますが、そもそも相手を試そうというスタンス自体が上から目線なんですよね。相手を試すのではなく、相手を知るための時間。これが本来あるべき面接であって、見極めてやろう・試してやろうといったスタンスで面接してくる企業は社風自体もそういうものであると容易に想像がつきます。そしてこれまで多くの転職シーンに携わってきましたが、面接で感じた違和感が入社後に良い意味で覆ったという事例を聞いたことがありません。つまり面接官の印象はその会社の姿勢そのものなんです。
逆にここまでフェアに、謙虚に、面接を対応してくださる企業があるのかというほど、とても誠実な対応をしている会社もたくさんあります。そうした会社は経営者含め、会社全体からそういう空気が伝わってきますし自分たちも同様に選ばれる側であるという認識を強くもって採用活動を進めています。

この令和の時代において未だに圧迫面接などを実施してくる企業は、時代にも取り残され、結果として人からも顧客からも見放されていってしまうであろうと私は考えます。逆に言えば、そうした会社に入社したとしてもその先は大変な苦労が待っているとも言えますよね。
面接時に感じる悪い印象や違和感に目を背けず、冷静に判断する目と気持ちをもって会社選びの参考にしてもらえればと思います。
もっと詳しく相談したいという方はいつでもこちらからお気軽にお問い合わせください!最新の転職市場を踏まえて最適なアドバイスを差し上げます。

文:吉田直哉

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